ミニバラ栽培法 害虫 スリップス対策2010.5.26先日注文した農薬のベストガードが昨日午後届きましたので、早速夕方散布しました。 今回購入したのは水溶剤と粒剤ですが、風が強かったので粒剤をスプーン一杯ずつ鉢の中に入れて、散水しました。水溶剤のほうが早く吸収されて効果が確認できると思ったのですが、仕方がないです。 散布して思ったのは、臭いが感じられないことです。オルトランを散布するといつも特有の臭いが漂うのですが、ベストガードは臭いません。もしこれで効果があるのなら、こちらを利用するのが、隣近所に気兼ねしないで良いかもしれません。 ただオルトランに比べると価格が高いですね。一般家庭用に販売されている200gいりのもので700円前後するようです。 私は大量に使用しますので1kg入りのものを2袋購入しました。1回で一袋を使い切りますので、秋に発生するスリップス(アザミウマ)への効果を見て、考えようと思います。農家の方は大袋をかなり使っておられるようですね。 今年の現代農業6月号にスリップスをブドウ糖水を農薬に混用して退治したという記事が載っていました。私も確か同じことを試してみたと思い過去の記事を探しましたら、甘い誘惑という題で2008年6月に試していました。 その時は花弁がべたべたして良くなかったようです。でもブドウ糖ならいいのでしょうか。バラの栽培家河合正信さんが話されているのですから、きっと効果があるのでしょうね。 記事を良く見ますと、500倍で散布とか。%に直すと0.2%になります。私は花が分泌する蜜の濃度を参考にして、3%の砂糖液で散布していました。さらにリンゴジュースも加えて。これでは濃すぎたのかもしれません。そんなに薄くても効果があるのならもう一度試してみますか。 2009. スリップス(アザミウマ)はミニバラの強敵です。普通のバラならそれほど影響は受けないかもしれませんが、花径の小さなミニバラでは、取り付かれると満足に花が開かなくなります。 これまでずいぶん悩まされいろいろな薬剤や誘引資材を使用しましたが、決定打はありませんでした。 しかし同じバラでスリップス対策に袋を掛けているという情報を得て、100円ショップで売っているチャックつきのポリ袋を、蕾のうちから掛けておくという方法で解決できました。 チャックつきということがミソで、軽く留め置けば風で飛ばされないのです。当初直射日光が当たって、中の蕾が煮えてしまわないか心配したのですが、全く問題ありませんでした。ゆるく止めておくので空気が自由に出入りするからでしょう。 この方法で、殺虫剤は全く使わないで済む様になりました。 |